ゆるめの観察日記

書き留めたい衝動に駆られたら。

個性のぶつかり合い

前回の投稿から100日が経っていて、さすがに放置しすぎてやばいと思ったのでゆるゆると。



最近よく思うことについて。


職場の保育園では主に3〜5歳の幼児を見ているが、下に兄弟がいる長男・長女が大半を占めている。


一人ひとり性格が違うのは当たり前だけど、長男・長女の子たちは皆【自分より年下の子に対しての接し方が優しい】ことが多いと感じる。


一方で一人っ子の子はどうだろうか。


家庭では自分一人しかいない環境だからか、保育園で関わる下の年齢の子に遊びを邪魔された時の対応を見ているとすこし気になることがある。


〜〜〜


〜2歳の男の子と5歳の女の子の場合〜

(お互いに一人っ子)


5歳の女の子と車のおもちゃの転がし合いをしていた。しばらくして女の子が足でトンネルを作ったので自分が車をそこへと走らせる。 

その様子を見ていた2歳の男の子。 自分もトンネルを作りたくて女の子の前に立って足を広げる。


2歳の子に対してはこちらから「一緒にしたいんだよね」「いれてって言ってみよう?」など声掛けをして共に遊べるように援助していくのだけど、5歳の女の子は自分の前に立った2歳の男の子に対して「やめて!邪魔!」といって身体を押してしまった。



5歳の子の気持ちも2歳の子の気持ちもわかる。


⑤→先生(私)とのマンツーマンの遊びを小さい子に邪魔された。嫌な気持ち。


②→純粋に楽しそうだから自分も混ざりたい。でも口に出して仲間に入ろうとするのはまだ難しいから女の子の前に立ってしまったが、邪魔をしようとしたつもりではない。


こういう時に保育士の本領が発揮されると思っている。


その場で遊びを続行させるのは無理だろうと考えて自然な流れで変えていった。

男の子を隣に呼び、「(5歳の)お姉ちゃんトンネルにGO!」と言って2人で車を転がして5歳の子にはトンネル役をしてもらった。


何が正解で何が間違いかわからない子どもへの対応だけど、日々関われば関わるほど奥が深くて楽しいなとも思える。


一度は辞めた保育の道だったけど、戻ってきてみてやっぱり楽しいなと思えている。


これからも毎日試行錯誤しながら可愛い子どもたちと成長していきたい。

(締め方あってる?)