ゆるめの観察日記

書き留めたい衝動に駆られたら。

宗教の勧誘に遭遇した話

少し前まで10〜14時(バイト) →空き時間→ 16時〜(保育園パート)

という勤務形態を取っていた。

 

大体14時30分頃から1時間軽いお昼ごはんを食べて、

その辺りのベンチに座って時間を潰していたのだが、

 

先週のとある日、大学生くらいの若い女の人に突然声をかけられた。

 

「大学の授業で使うアンケートを取っています」

開口一番そう言ったはいいが、日本語がたどたどしい。

聞くとどうやらその女性は韓国人のようだ。

 

16時の勤務開始時間まであまり時間はなかったが、

話を聞くくらいなら、と黙って聞いていると女性は早口で話し始める。

 

iPadでスライド方式にして絵や文字を見せながら

『世界中でコロナや地震ウクライナでは戦争が起こっています』

『災害から逃れるにはどうしたらいいですか?』

(日本語で言ってくれてるけどカタコト) こう伝えてきた。

スライドの中には日本語と一緒にハングル語でも書かれていた。

 

急にどうした?という思いは隠せなかったけど、

「ゼミとかでそういう研究があるのかな」と軽い気持ちで話を聞き進める。

 

すると途中で急に

『イエス様 がどうたらこうたら…』

『災難が起こって大変な時はシオンに逃げれば良い』

 とか言い始め、うっすらと宗教らしさを感じ取り始める私。

(この辺から心の中で笑っていたけど一応聞き続けた)

 

途中にもなにかを熱心に説明してくれていたのだが、

内容に興味がないことや、あまりにも説明が早口すぎて覚えていない

 

 

そして最後にその女性が放った一言が、

『過越祭(すぎこしさい)に参加したら大丈夫です!(パワーで押し切る)』

 

続けて

『それは土曜日です!(明後日)』

『一緒に来ませんか?!』だった。

 

「あぁ、そういうことね」と全てを悟った私はこう返した。

大丈夫です」

 

 

すると、ずっと後ろにおるなと思ってたおばさん(日本人)が

一歩前に出てここぞとばかりに同じ内容をもう一度話し出す。

 

多分そういう手法なんだろうなぁ、上手いこと出来ているなぁ、

と感じながらも、

「土曜日は用事があるので」と流したら去っていった。

 

歩いていく後ろ姿を目で追っていたら、

・大学生くらいの女性(韓国人)

・おばさん(日本人)

・スーツを着た若い男性

の3人が並んで話しながら歩いていた。

 

その後気になってTwitterで「過越祭 勧誘」と調べたら、

私と全く同じ手法で話しかけられた人がわんさか出てきた。

 

こんな勧誘に引っかかる人なんているのか?という疑問しか湧かず、

ブログのネタとして消化するためだけに最後までを話を聞いたが、

いろんな人がいるなぁ、まだまだ知らない世界があるなぁと

違う意味で感心した平日の昼下がりでした。

 

皆さんも宗教勧誘(路上)には気をつけましょう。笑