愚痴をつまみに
昔から人間観察が好きだった。
特に、飲食店などで居合わせた人の会話を聞くことが好きで、
というか意識せずとも会話が耳に入ってきてしまう習性があった。
最近になってわかった話なのだが、
HSP (Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特性の一つらしく、調べれば調べるほど自分に当てはまっていた。
さて、本題に戻るが今回は居酒屋での出来事について書いていく。
日曜日の昼過ぎに店内へ入ると先に女性2人が飲食をしていた。
こちらも席に着き飲み物を頼んだ頃、後方に居た女性たちの声が耳に入ってきた。
女性A(以下A)
『なんで男ってだらしないん?』
女性B(以下B)
『わかる、ティッシュとかお皿とかそのまま置きっぱなし…』
B 『何回言っても直らんよな…』
あ、面白そうかも…
何となくそう思い、ビールを呑みながら会話に耳を傾けることにした。
A 『この間も夜中まで帰ってこんくて、朝起きてもおらんかってん!』
A 『仕事の人と呑み会って言うけどさ、このご時世にそんなことってある?!』
どんどんとヒートアップしていく会話にこちらも夢中で聞き耳を立てる。
A 『多分クロやなぁと思って携帯覗いてみてん…』
おっと… これは急展開。
たまたま居合わせた女性たちの会話がこんな方向に進んでいくとは…
ただ、こちらもその話を聞きながら自然とお酒が進んでしまう。
人の不幸話で酒が進むだなんて本当は不謹慎なのかもしれないが、今回だけは許してほしい。
なぜならブログのネタにできたので…(小声)
さて、急展開を迎えた女性たちの会話だが、まだまだ続いていく。
A 『女の子とやりとりしててさ、多分年下なんよなー』
B 『えっ?! 年下はあかんやろ…』
『何で年下ってわかったん?』
A 『大学生やねん、多分…』
※この時点で会話している女性2人の年齢は分からないが、想定では20代後半の主婦と仮定する。
B 『それって普通の大学生なんかな?』
ここで指す“普通の大学生”というのは、それなりに学校へ通い単位を取り(今はリモート授業が主なのかもしれないが)、週に何日かアルバイトをしている人のことだと私は考えた。
しかし、Aの答えは違ったようで 、
A 『…ちょっと違うかも。』
『分からんけど夜のお仕事してそうな雰囲気』
…となると二つの可能性が見えてくる。
①→単純に大学生と浮気をしている (この場合相手からの好意もあるかも)
②→(風俗などの)夜の仕事をしている若い子との関係 (この場合は相手にとって業務の一環としての可能性もある)
この後の話の内容はあいにく聞くことができなかったのだが、男女が一緒になり、結婚をして共に暮らしていくということはけっして一筋縄ではいかないのだなぁ…と感じた昼飲みのひとときでした。
追記: 恋人とお酒を嗜みながら結婚生活の理想と現実について真剣に脳をフル回転させながら考えていたので、全く酔いませんでした。